2025年2月4日(火)横浜市立上の宮中学校にて開催された職業講話に行ってきました。

上の宮中学校外観

当日は中学1年生を対象に開催され、たくさんの企業様が参加されていました。

そのうち、はまっ子を介してご参加いただいた企業様は5社いらっしゃいました。(敬称略)

1.明治安田生命保険相互会社

2.三井物産エアロスペース株式会社

3.日本アビオニクス株式会社

4.ハウス食品グループ本社株式会社

5.清進電設株式会社

生徒さんたちは、約25~30名に分かれ各講話を聞きました。

1社目は明治安田生命保険相互会社・阿部様からの講話です。

明治安田生命保険講話の様子

講話は、「保険とは何か知っていますか?」という問いかけからスタートしました。

保険の仕組みについて、体育祭でクラスメイトがケガをした場合を例にあげて説明されました。生徒の皆さんは、身近な場面に置き換えて考えることで理解を深め、うなずきながら話を聞いている様子が印象的でした。

講話の後半では、日常生活に潜むリスクについてもお話がありました。

「事故により人にケガをさせてしまった場合、高額な治療費を支払う必要がある」

「自分自身がケガや病気で入院した際、多額の治療費や入院費がかかる」

こうしたリスクにどう備えるべきか、生徒さんたちは真剣に話し合いながら学びを深めていました。

明治安田生命保険講話の様子

最後に、阿部様は 「もしもの時に備えることは大切ですが、保険や貯金ばかりにお金を使い、遊ぶ余裕がなくなってしまうのもよくありません。保険・貯金・遊びのバランスを大切にしてください」 と締めくくられました。

生徒の皆さんにとって、これからの生活に役立つ知識がたくさん詰まった貴重な講話となりました。阿部様、ありがとうございました。

2社目は、三井物産エアロスペース株式会社の土田様、五十嵐様、西方様からのお話です。

三井物産エアロスペース講話の様子

講話は、3名それぞれの自己紹介からスタート。学生時代の部活動についての話題では、同じ部活をしている生徒さんたちと盛り上がる場面もあり、和やかな雰囲気で進みました。

続いて、皆様が所属するヘリコプター部門についての紹介へ。

「ヘリコプター1機の価格はいくらでしょう?」というクイズでは、「1,200万円!」「2,000万円!」「1億円!」と次々に声が上がり、正解の「25億~30億円」が発表されると、教室中に「高すぎるー!」と驚きと笑いの声が響きました。

自分たちが関わったヘリコプターがドクターヘリとして人命救助に向かう姿を見た時にやりがいを感じることなど、仕事の魅力について語られました。

三井物産エアロスペース講話の様子

後半の質疑応答では、「新卒の就職倍率はどのくらいですか?」「取っておいた方がいい資格はありますか?」など、具体的な質問が次々と寄せられました。

将来の進路について真剣に考えている生徒さんが多いことが伝わり、講師の皆様も感心されていました。

三井物産エアロスペース株式会社の土田様、五十嵐様、西方様、貴重なお話をありがとうございました。

3社目は、日本アビオニクス株式会社の坂井田様、山本様、福島様による講話でした。

日本アビオニクス講話の様子

はじめに、同社の紹介があり、防衛関係や宇宙関連機器、サーモグラフィーなどを手がける製造業であることを学びました。講話は終始対話形式で進み、生徒さんたちとの距離も近く、和やかな雰囲気でした。途中、クイズ形式で事業の規模を紹介する場面もあり、生徒さんたちが真剣に考えたり、わくわくした表情を見せたりする様子が印象的でした。

日本アビオニクス講話の様子

後半は、ポータブルサーモグラフィーを使用した体験型の講話となり、コップに入った液体の温度を測ったり、窓や廊下の温度の違いを確認したり、マスクの着脱による温度変化を観察したりしました。身近なものを通して学ぶことで、生徒さんたちも楽しみながら理解を深めることができたように思います。

坂井田様、山本様、福島様、貴重な講話をありがとうございました。

4社目は、ハウス食品本社株式会社の堀井様による講話でした。

ハウス食品本社講話の様子

前半では、同社の紹介に加え、食品メーカーには研究・製造・マーケティング・営業・広報など、さまざまな分野の人々が関わっていることを説明していただきました。特に、「右手の法則」や「人の目線は左から」といったスーパーでの商品陳列のテクニックについてのお話では、生徒さんたちも大きくうなずきながら、納得した様子を見せていました。

ハウス食品本社講話の様子

後半は、中学生に向けた堀井様自身の経験談でした。なぜ同社に入社したのか、考えがどのように変化していったのか、その根底には常に「好き」という感情があり、それがターニングポイントとなっていたことをお話しくださいました。

生徒さんからは「ハウスの由来は?」「アイディアはどう生まれる?」といった質問があり、さまざまな角度からの関心がうかがえました。

堀井様、貴重なお話をありがとうございました。

5社目は、清進電設株式会社の角田様、井上様による講話でした。

お二人には、これまでの職業人生についてお話しいただきました。

清進電設講話の様子

角田様は、T社での経験を通じて努力を積み重ねる中で、「相手はどう思っているのか?気持ちを考えよう!」という考えに至ったことを語られました。この気づきによって気持ちが楽になり、大きなターニングポイントになったとのことです。また、「人生にはたくさんのチャンスがあり、それをつかむには行動することが大切」という重要な教えを、生徒さんたちに伝えてくださいました。

清進電設講話の様子

井上様は、塾の講師としてキャリアをスタートし、生徒さんたちに教える過程で葛藤や学びがあったこと、それが後の仕事にも活かされていったことをお話しくださいました。

また、「行動することでさまざまな縁が生まれ、現在の仕事に携わることができた」と、縁の大切さについても教えてくださいました。

最後に、「さまざまな仕事があることを知るだけでも役に立つ」というメッセージをいただき、生徒さんたちにとって貴重な学びの機会となりました。

角田様、井上様、ありがとうございました。

今回の講話を通じて、生徒さんたちは多様な業界の仕事や考え方に触れることができたように思います。
それぞれの講話では、異なる視点からの学びがあり、実践的な体験や具体的なエピソードが印象的でした。

弊社は今後も中学生のキャリア教育を全力でサポートしてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。